wakey-risa’s diary

産休中のママキャリコン

専門分野が欲しい衝動!なにこれ?

こんにちは!わっきーりさです。

今日は「専門分野」についてお話できればと思います。

私自身もかなり専門分野にこだわる人でした。専門知識があること、何ができる。と言える人になることが社会人にとって必要なんだと思ってきました。だからこそ、キャリアコンサルタントの資格を取得してみたり、面談をやりたい!と上司強く伝えるタイミングもありました。でも、よく考えると専門分野の範囲ってどこにあるのでしょう?

専門分野という言葉に捉われがちになる

私の場合は25歳で専門分野という言葉に捉われました。そろそろ「この分野で生きていくんだ」ってものに出会わないといけない。と思い、当時の仕事内容に関連していた、産業カウンセラーの資格とキャリアコンサルタントの資格を取得しました。そしたら自分は「カウンセラー」として生きて行くんだ。という思いが強くなり、とにかく上司に面談をやらせてほしい!と主張しました。専門分野を「面談」の1点に絞りとにかく社員面談に明け暮れることになりました。1日4件~5件の面談を繰り返し気が付けば2年が終わっていました。

沢山の面談を経験していく中で様々な立場や環境、人の様々な心情を聞かせていただけるとても貴重な経験でした。

けど、専門分野「面談」ってなんでしょうか?面談だけでは何の役にも立てません。面談を通じて知識を提供したり、人と人を繋いだり、必要な機関を紹介したり。そこに紐づく必要なことが沢山ありました。

私自身でいうと「面談」はただの手段なだけで、それを専門分野と呼ぶにはすごく狭すぎるように今は感じています。

同様に、デザイナーであれば「Photoshop」が使いこなせる。ということ、広告営業であれば「Twitter広告」が分かる。ということです。そこにこだわると「専門分野」という言葉がとても狭くなってしまう感じがします。

専門分野にこだわり過ぎると、経験に広がりが起きずなかなか新しいことに挑戦できる機会が来ず、周囲も自分も時間が経つに連れて新しいことへの挑戦が億劫になり現状維持状態が続くことになります。

専門分野の範囲は自分で決められる

一方、専門分野を「人事」という枠に広げてみるとどうでしょうか?人事の中には「採用」「教育」「人事企画」「労務」「支援」「制度設計」「福利厚生/イベント」などあらゆる角度から「人事」という専門分野を見ることができます。そうなると、新しいことの連続です。今まで「面談」が専門分野だと思っていた自分から「人事」を専門分野に置きかえるだけで新しいことの連続です。

もちろん採用には採用のスペシャリストがいて、教育には教育のスペシャリストがいます。それを知るだけで学びと発見を感じられます。発見の中には自分自身の新たな興味を発見することもあります。そんな自分に出会えた時、また新たな専門スキルが身についている事でしょう。

このように、専門の範囲は自分で自由に設定していいことを忘れずに過ごすだけで、新たな挑戦ができたりします。

最後に

「雑務ばっかじゃん」と思いながら専門分野を探している方へ。その仕事の中に専門分野は隠れているかもしれません。仕事内容をネットで調べてみたり、同じような仕事をしている人が他にどんなことをしているかを検索してみてください。

意外と面白いことが思いつくかもしれません。「これが専門分野だ」と決めるのは自分自身です。そして「これは挑戦だ」と思うのも自分自身です。

私も勝手に2人の子育てキャリアコンサルタントを「大きな挑戦」と捉えています。

新しいことだと感じて取り組むことが出来れば、毎日が新鮮っ!

新鮮な毎日を過ごしましょう~~!さ、散歩行ってきます。

 

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